ヘマタイトに秘められた意味

ヘマタイト(hematite)は赤い血を意味するギリシャ語のhaimatitisに由来しています。赤鉄鉱を砕いて粉末にしたものが人間の血を想起させることからこのような名前が付けられました。

また、ヘマタイトは鉄が人間の生活にとって欠かせない大切な資源という意味からも重要な鉱石です。

ヘマタイト がパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

ヘマタイト に備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

古代ローマの軍神マルスの加護が授かり戦いに勝利する

血の滞りを開放し、血と気の流れをスムーズにする

ヘマタイトは鉄が酸化して形成された鉱石で、人類の生活に必要不可欠な存在になっています。

鉄を採取する鉱物資源として単に存在数が多いというばかりではなく、鉱石の中に占める鉄が6~8割前後という驚異的な含有率からもヘマタイトはとても貴重な存在です。

ヘマタイトの実用面では、鉄製品に用いられるばかりではなく、レッドオーカーといって顔料などにも用いられる場合もあります。

ヘマタイトは世界各地で掘られていますが、最大の赤鉄鉱産出量を誇っているのは、アメリカ合衆国・ミシガン州のスペリオル地方です。

古代ローマの時代からヘマタイトは勝利を約束する石として珍重されていたようです。

ヘマタイトを粉末にして身体に擦りつければ軍神マルスの加護が授かるなどとして兵士たちに信じられていたのだとか。

また、金属加工などのつやだしなど実用面での利用のほか、出血止めや月経不順のお守りとしても人気を集めていたようです。

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