アゲートの名前の由来は発見された川の名前がついているだけで、石の特徴を示すような意味はないようです。
アゲートの和名は瑪瑙(めのう)、すこし難解な漢字ですが「馬の脳」というくらいの意味ですね。
そういえばよく見ると馬かどうかは定かではありませんが、脳みそのような形をしていますね。
アゲートがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。
アゲートに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。
サソリの毒から身を守ることができたように、災いや病から身を守ることができる
何事にも毅然と立ち向かうことができる決心覚悟を練ることができる
西洋などでは、アゲートに悪霊から身を守る護符や装飾品としての意味を見出し、霊験あらたかな貴石として身につける風習があったのは現在の私たちと同じでしたが、サソリなどの毒虫に刺された際の解毒に使ったり(実際に使い物になったかどうかはわかりませんが・・・)、民間治療薬として利用していたこともあったようです。
また、冒頭でも申し上げましたが、アゲートの別名を瑪瑙(めのう)といいますが、ひょっとしたらこちらの呼び名の方が馴染みのある方の方が多いかもしれませんね。
モス(苔)アゲートは苔のような模様がついているためそのようによばれていますが、アゲートは色のつき具合や模様の状態によっていろいろな呼び方をされています。
また、ピンクと灰褐色のストライプが美しいボツワナアゲートのように採れた地名がこの宝石の名前に冠されている呼び名もあります。
ちなみにボツワナとはダイヤモンドの有名な産出地のことです。