サファイアに秘められた意味

サファイアは青を意味するラテン語のsapphirusやギリシャ語のsappheirosに由来します。

この石は人の仲を取り持つ効果を持ったパワーストーンとして珍重されますが、サファイアと同様の効果や意味を持つ宝石には各種水晶やダイヤモンドなどがあります。

サファイアがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

サファイアに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

仲たがいしていた夫婦や恋人同士がよりを戻し仲良くなる

深層にねむるポテンシャルを引き出して大きく開花させる

サファイアはコランダム(和名は鋼石⇒要するにハガネのように硬い石ということです)に属する宝石ですが、同じ仲間でも赤い色のものだけはルビーと呼ばれます。

それ以外は(といっても宝石としての品位を備えたものだけですが)すべてサファイアということで、サファイアの色には、緑や紫、はたまたピンクなどといったバラエティに富んだラインナップがそろっているんです。

シナイ山中で神がモーゼに授けたとされる十戒はこのサファイアに刻まれていたのだとか。

もっとも、この時代の人々は青い貴石はすべからくサファイアと呼んでいたようで、実際はサファイアではなくラピスラズリという説の方が有力なようですが・・・。

青が深くビビッドな輝きを持つ最高級のサファイアにはコーンフラワーという名前がつけられています。

このコーンフラワー、以前は代表的な産地であるカシミールの名前で出回っていましたが、現在この地域で採掘はほとんど枯渇状態に近く、カシミールという名前がついていてもミャンマー産のものであるケースが多いようです。

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