トパーズの語源には、「捜し求める」という意味のギリシャ語topazosとする説、火を意味するサンスクリット語のトパズとする説などがあります。
トパーズ がパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。
トパーズ に備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。
金運や幸運が授かるので、生活に余裕が生まれ人生が楽しくなる
自立心を養い物事に毅然と立ち向かう決心覚悟が備わる
この石は持ち主に金運や幸福を授けるなどの力をもつパワーストーンとして意識されていますが、トパーズと似たような効果や意味をもつ石にはトルマリンなどもあります。
当時topazosは紅海にあるという想像上の島の名前でもありました、そしてそこにはトパーズがしこたま眠っているといいます。
一攫千金を夢見るある男が、どうやら地図をたどると今のセント・ジョーンズ島のあたりなので、「それじゃ、この島でひと儲けしてみるか」ということで掘ったのだそうです。
そしたら出てきたのはトパーズではなくべリドットでした。
でもこの時代にはベリドットなんて石はまだ認知されていません。
べりドットのようなきみどり色の鉱石までが、不思議がられることもなくトパーズと呼ばれていたんです。
ですから、掘り当てた当の本人は何の躊躇いもなく堂々と「はい王様、これが幻の島topazosから私が掘り当てたトパーズです」と、時の権力者に差し出したのだそうです。
この辺はラピスラズリがサファイアと考えられていたのと同じですね。
なにせ、べリドットとかラピスラズリなどという名前は後世の人々がつけたネーミングなんですから。