アメジストに秘められた意味

アメジストは「酒に飲まれない」という意味のギリシャ語に語源をもつといわれています。

そのためか、明日に大事な仕事をひかえる酒席に臨む際に、アメジストを御守がわりに身につける方も多いのだとか。

アメジストがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

アメジストに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

血を清めて体のけがれを取り除き全身のチャクラを修正する

交感神経をなだめ心地よい眠りの世界に導くパワーがあるので、不眠症や寝つきの悪さが快方に向う

アメジストのお話は、ギリシャ神話に出典がありますからここで少し紹介しておきましょう。

みなさん、お酒の神様のバッカスはご存知でしょうか。

このバッカスは酒を取り締まる神であるにもかかわらず、不届きにも自分の責務を顧みずに酒に酔ってしまい、ある晩自分の前を一番最初に通った人間を猛獣に襲わせようとしたのだそうです。

何の意味もなくそんな悪辣なことをするなんてまったくけしからない神様ですね。

そして近づいてきたのが月の神の女官アメジストでした。

一部始終を見ていた月の神は彼女を瞬時に白い石に変えてしまいます。

この石と化した女官にバッカスがお酒を注いだところ石は紫色に変わりアメジストが誕生したとのことです。

アメジストの紫は古来から貴族だけが許される高貴な色とされ尊ばれてきました。

今の世も紫がにあう素敵な紳士淑女はなかなかいませんね。

紫もアメジストも人を選ぶということでしょうか。

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