アパタイトに秘められた意味

アパタイト(Apatite)の語源は「ごまかす、惑わす、陥れる」を意味するギリシャ語のapate。

また、アパタイトの和名を燐灰石といいますが、その名前が意味するようにリンや塩を主な構成要素とする天然石です。

アパタイトがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

アパタイトに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

心が鎮静化され心地よい安らぎがえられる

体内のけがれを取り除かれ気の流れがスムーズになる

それにしても、ちょっと不名誉な意味づけがなされているかわいそうな石ですが、なぜそのような名前をつけられてしまったんでしょうか。

実は、アパタイトには「これがアパタイトです」と指し示すことができるような典型的な色やスタイルが存在しません。

通常出回っているパワーストーンとしてはブルーアパタイトが主流ですが、青のほかにも無色、グリーン、グレー、イエローなど色彩の幅が広く、また形状も透明のものや半透明、不透明のものなど本当に多種多様です。

このためより価値のあるアクアマリンやアメジストなどと取り違えられるケースも頻発したので、業を煮やした職人などからこんな不名誉な名前をもらってしまうことになったのではないでしょうか。

また、私たち人間とアパタイトとの関係は、パワーストーンよりももっと身近な関係、すなわち私たちの身体や医療分野と密接なかかわり合いを持っています。

なんとなれば、アパタイトの中には私たちの骨や歯を構成しているものもあるからです。

「アパタイト」この文句をTVなどで目や耳にしたことはありませんか。

インプラントなどの義歯や人工骨などにアパタイトは広く活用され、歯磨き粉やガムなどにもアパタイトが配合されています。

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