カーネリアンは、肉や果物の実を意味するラテン語に語源を持つなどと言われていますが、赤褐色に黄色が混じったカーネリアンの色あいをみれば「確かにその通り」と納得がいきますね。
カーネリアンがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。
カーネリアンに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。
積極的な行動力と勇気をもって自己実現をかなえようとする力
デトックス効果と内臓機能の強化、精力の増強
石英の中でも細かい結晶が集まったたまりをカルセドニーといいますが、カーネリアンはこの仲間に属しています。
カルセドニーの仲間には、カーネリアンのほかにもオーストラリアンジェードの名前で知られるクリソブレーズがあります。
この石は「風の又三郎」で有名な石っこ賢さんこと宮沢賢治が好んだ石としても有名。
カーネリアンの特徴は、鉄分が混じって冒頭にお伝えしたように赤褐色や黄色の色合いを帯びるようになることです。
この石は印鑑の素材として古くから利用されており、かのナポレオン・ボナパルドなども愛用者であったとか。
なお、カーネリアンは積極的な行動力をもたらすパワーストーンとして効き目があるといいますから、引っ込み思案で何をするにもやる気がおきないという方はお試しになられたらいかがでしょう。