パイライトに秘められた意味

パイライトは、火を意味するギリシャ語のpyrに語源にもつ鉱石。金槌などでひっぱたくと火花が散るのことに由来するのだそうです。

また、パイライトを金と間違える人もいたのでフールズ・ゴールード(「愚か者の金」の意味)と呼ばれたりもしました。

パイライト がパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

パイライト に備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

鎧のように身体にバリアを張り巡らし邪気や悪意から身を守る

自分を大切にすることの意味を諭してくれる

以前秋田県に旅行した時、鹿角市のマインランド尾去沢という観光鉱山を見学したことがあります。

尾去沢鉱山の旧坑内跡を延長2キロほどに渡って一般に公開していましたが、ピットの中ほどに鉱石割の体験コーナーがありました。

割られた鉱石からは大粒のパイライトやチャルコパイライト、運が良ければ孔雀石や紫水晶などもでてくるので、子供から大人までが必死の形相で挑戦していました。

でも、一見金のように様に見えるパイライトですが、硫化の塊に過ぎず実用的にも肥料の原料くらいにしかなりません。

また、劣化しやすく五角形の立派な結晶も時がたてば崩れてしまいます。

しかしながら、断崖のように切り立った結晶はやはり見事で、自然が持つ神秘的な力を感じることができます。

併設された鹿角市鉱山歴史館に見事なパイライトの原石が展示されていますからお近くにおいでの際はご覧になってください。

金の鉱石なども展示していましたよ。

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