ペリドットは和名をかんらん(オリーブの意味)石といいます。
ペリドット自体が持つ意味を調べてみましたが、私の勉強が足りないのか残念ながら見つけることができませんでした。
ペリドット がパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。
ペリドット に備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。
何事にも遠慮しがちな性格を積極的なものに変える
進むべき道に自信が見いだせないとき力を貸してくれる
この石は、日本名が示すようにオリーブのような黄緑色をしていて、なかには油のように光沢のあるものなどもありオリーブオイルを彷彿とさせるものまであります。
ペリドットは比較的軟らかい石なので、宝石として加工されたペリドットを長年使用していると、カット面が摩擦によって丸みを帯びてくるのがたまにキズ。
また、結晶自体も熱を加えることで収縮するので、加熱により色合いが変化することもあります。
古くから太陽の石と呼びならわされてきたペリドット、中世においてはイブニングエメラルドと呼び親しまれるようにもなりました。
夜の薄暗い光の中で見るペリドットの輝きにはぞくっとするほどの類まれな美しさが滲み出ていますね。
ほかの石に比べて屈折率が跳び抜けているのでこのような芸当も可能になるんです。
特にオーバルカットされたペリドットなどは、フランスなどでの貴族の夜会の主役となり、多くのマダムに愛されるようになったそうです。
また、古代ローマ時代などの大昔にはペリドットという鉱石の存在は未だ認知されておらず、トパーズと勘違いされていたようです。
セント・ジョーンズ島でとれたペリドットはトパーズとしてエジプトの王妃に献上されたのだとか。
事の真相がわかったら由々しき事態に発展したのでしょうが、誰もそんな事には気付いていませんので万事まるくおさまりました。