スペクトロライトに秘められた意味

スペクトロライトの名前は石の輝きがスペクトル(光の配列の意味)のように美しいことに由来します。

スペクトロライトはラブラドルライトととも呼ばれますが、こちらの方はカナダのラブラドール半島にある小島で発見されたことからこのような名前が付けられています。

スペクトロライトがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

スペクトロライトに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

外から侵入する悪意やジェラシーなどの想念を遮断する

自らに沸き上がる悪しき心・邪心などをを抑えて癒す

スペクトロライトの魅力は、なんといってもその魅力的な色合いにあります。

この石はしばしクロアゲハの羽に例えられますが、黒やダークグレーの石の地肌に現れる黄、緑、青、赤などの極彩色が織りなすカラーバリエーションはほかに例えるものがないほど美しいものです。

もっとも、私はクロアゲハの羽というよりは、鮑貝の内側に見える極彩色の色合いやつや加減の方に似ていると思いますが・・・。

スペクトロライトは長石類に属する石でムーンストーンの仲間。

カリウムやナトリウムなどの成分が織りなす層を光が通って光の干渉が起こり、スペクトロライト特有の色合いが現れてくるのです。

レインボームーンストーン、ブルームーンストーンなどのシラー効果による発色もスペクトロライトに特有のものです。

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