セレナイトに秘められた意味

セレナイトは月や月の神を意味するギリシャ語に由来を持つパワーストン。

石膏(Gypsum)の仲間ですが、透けて見えるのが大きな特徴です。セレナイトは、とてもデリケートな石で、水や油などに大変弱く容易くかけてしまったに溶けてしまうため、宝石として身につける方はほとんでいません。

セレナイトがパワーストンとして示唆する石の意味とはどのようなものでしょうか。

セレナイトに備わるポテンシャリティが顕在化した際に現れるパワーや効果には、古来より次のようなものがあると言い伝えられてきました。

真実の自分に目覚める「気づき」を暗示・示唆する

石を保有する人に前世と未来世を「見せる」

セレナイトは、月のような微弱な光を放ち、どことなく弱々しげな石ですが、この石が持つ浄化パワーは並外れて強力とのことです。

一説によると、ヒーリング効果に優れたこの石は、現在直面している悩みを解消するばかりではなく、保有者の過去世までさかのぼって癒しの効力を与えたり、将来に対する暗示を与えたりする力があるのだとか。

効果の強さに少し引いてしまいそうな感じにもなってしまいますが、それだけ強力なパワーが期待できるという証でもあるわけです。

また、身体的には、歯や骨などを再生する力を与え、背骨などのひずみをただして腰痛などを治療する効果もあるとされているようです。

このように人間に強いヒーリング効果を及ぼすとの言い伝えがあるセレナイトですが、加工される前の原石には実にさまざまな形があります。

ここで変わり種をひとつご紹介しましょう。

それは「砂漠のバラ」と呼ばれるもので、蝋燭で造ったお菓子のような鉱石。

鉱石ファンの方なら一度はご覧になられたことがあるのではないでしょうか。

昔の人は月の満ち欠けと一緒にこの石も小さくなったり、大きくなったりすると考えていたようです。

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